名字の言ブログ

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名字の言 あすから2022年の後半戦

2022年7月2日
 
 暮らしの中には何かが切り替わる節目がある。例えば、二十四節気の「冬至」。一般に昼の時間が最短とされる日だ。季候の節目の一つと言えば、それまで。だが、この日を境に明るい時間が日に日に長くなると思えば“精力的に活動しよう”と気持ちを入れ替える人もいよう▼ちなみに、きょうは今年365日の真ん中に当たる。あすからは2022年の後半戦に入る。年頭に立てた目標を思い返して、今一度、決意のねじを巻き直し、前進に加速度をつけたい▼人生を切り替えたターニングポイントの一つが「入会記念日」という友は多い。先日、ある壮年部員に入会のいきさつを聞いた。以前、学会員の友人に自身の不遇の半生を語った。「こんな悲惨な人生が救われるわけないだろ!」と言い放った▼すると、友人は断言した。「これまでの言い知れぬ苦闘を、わが心の財と転じる仏法です。この信心で必ず人生の逆転劇が開幕します」。その後、入会した壮年は自身の境涯革命した姿を通し、次々と弘教を実らせた▼よく「時は今」という。“今”自体が過去と未来の転換点にほかならない。過去をどう意義づけ、未来をどう開いていけるか――全ては“今の戦い”“今の勝利”に懸かっている。(白)